モーニング - 心理過程 - モーニングワーク(喪の仕事) 対象喪失に引き続き、失った対象への想いが募り、再会を願い、やがて、悲哀、絶望、怒り、相手に対する、それまでの自分の接し方を巡って悔やんだり、償いの気持ちをたどって心の整理をする過程。 過程としては、内的に高まったストレスに伴う惰動で、不安、緊張、苛立ち、悲哀、抑圧があり、最終的には、自己コントロールが出来なくなったりすることがあるようです。 モーニングの過程 第一段階 すでに失ったものに対する固執、代理対象に対する無感動無関心、拒絶の心 第二段階 失った対象(事実)を受け入れることができずに置かれた運命に対する抗議の心 第三段階 対象喪失の現実を受け入れた絶望の心 第四段階 失った対象(事実)から離脱して新しい対象を求める自由な心 *失った対象に対してこのような段階を経て心の整理をするといわれていますが、あまり長い間最初の段階で立ち止まっていることは臨床的に望ましくないといわれています。 *対象喪失とモーニングは誰にでも起こることなので、心の整理をしやすくするためにも覚えておいても損はないと思います。 <<対象喪失 ストレス・メニュー |