強迫神経症 - 強迫性障害 - 強迫性神経症(強迫性障害)の特徴 自分の意思に反して何か考えが浮かんできてしまったり、ある行為を繰り返して行われなければならない、本人自身もそのことで大変深刻な苦痛を経験するのが強迫現象で、この強迫現象を主症状とし、みずからもそれに悩んでいる状態で、しかも、精神病や脳器質性の障害を否定することが出来る場合を強迫神経症といわれています。 DSM-Wでは強迫性障害とされています。 特徴としては、反復する強迫観念または強迫行為で時間を浪費させ非常に強い苦悩を生じます。 強迫観念とは、 汚染についての反復思考(例えば、握手しただけで汚染してしまうなど)、反復する疑念(例えば、交通事故で誰かを傷つけた、扉に鍵をかけて なかったなど)、ものを特定の順番に並べたい欲求、攻撃的な恐ろしい衝動にかられる、及び性的な空想があるといわれています。 強迫行為とは、 反復行動(手を洗う、順序を正す、確認するなど)、または心的行為(祈る、数える、黙って言葉を繰り返すなど)を楽しむ目的ではなく不安または苦痛を防ぐため、あるいは軽減するため、恐ろしい出来事・状況を防ぐために行います。 基本的特徴としては、強迫観念に伴う苦痛を軽減するためとされています。 <<恐怖症 心気症>> 神経症メニュー |