分裂病質- schizoid personality disorder - 社会的関係からの遊離および感情表現の範囲限定の様式。 分裂病質人格障害の診断基準 DSM-W 301.20 社会的関係からの遊離、対人関係状況での感情表現の範囲の限定などの広範な様式で成人期早期に始まり種々の状況で明らかになる。 以下の4つ(またはそれ以上)で示される。 A 1)家族の一員であることを含めて親密な関係を持ちたいと思わない、またはそれをを楽しく感じない。
2)ほとんどいつも孤立する選択肢を選ぶ。
3)他人と性体験をもつことに対する興味が、もしあったとしても少ない。
4)何かを成し遂げて喜びを感じられるということがない。もしあったとしても少ない。 5)親兄弟以外には,親しい友人または信頼できる友人がいない。 6)他人の批判や賞賛に対して無関心にみえる。
7)情緒的な冷たさ、よそよそしさ、または平板な感情である。 B 精神分裂病、精神分裂性の特徴を伴う気分障害、他の精神病性障害、または広汎性発達障害の経過中にのみ起こるものではなく、一般身体疾患の直接的な生理学的作用によるものではない。
*精神分裂病の発症前に基準が満たされている場合には「病前」と付け加える。例 分裂病質人格障害(病前)
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