反社会性- antisocial personality disorder - 他人の利権を無視してそれを侵害する様式。 反社会性人格障害の診断基準 DSM-W 301.7 A 他人の権利を無視し侵害する広範な様式で、15歳以来に起こり、以下のうち3つ(またはそれ以上)によって示される。 1)法にかなう行動という点で社会的規範に適合しないこと。これは逮捕の原因になる行為をくり返し行なうことで示される。 2)人をだます傾向。これは自分の利益や快楽のために嘘をつくこと、偽名を使うこと、または人をだますことをくり返すことによって示される。 3)衝動性、または将来の計画をたてられないこと。 4)易怒性および攻撃性、これは身体的なけんかまたは暴行をくり返すことによって示される。 5)自分または他人の安全を考えない向こう見ず。 6)一貫して無責任であること。これは仕事を安定して続けられない、または経済的な義務を果たさない、ということをくり返すことによって示される。 7)良心の呵責の欠如。これは他人を傷つけたり、いじめたりまたは他人の物を盗んだりしたことに無関心であったり、それを正当化したりすることによって示される。 B 患者は少なくとも18歳以上である。 C 15歳以前発症の行為障害の論拠がある。 D 反社会的な行為が起きるのは、精神分裂病や躁病エピソードの経過中のみではない。 <<分裂型 境界性>> 人格障害メニュー |