依存性- dependent personality disorder - 世話をされたいという全般的で過剰な欲求のために従属的でしがみつく行動をとる様式。 依存性人格障害の診断基準 DSM-W 301.82 誰かに世話をされたいという過剰な欲求があり、そのために従属的でしがみつく行動をとり分離に対する恐怖を感じる。 成人期の早期に始まり、以下のうち5つ以上当てはまるとき、診断される。 1)日常のことを決めるにも、他の人たちから必要以上の助言と保証がなければできない。 2)自分の生活のほとんどの主要な領域で他人に責任をとってもらうことを必要とする。 3)支持または是認を失うことを恐れるために、他人の意見に反対することが困難である。 4)自分で計画を練ったり、または物事を行なうことが困難である(動機または気力が欠如しているというより、むしろ判断または能力に自信がないためである)。 5)他人からの愛育および支持を得るために不快なことまで自分からすすんでやる。 6)自分の面倒をみることができないという誇張された恐怖のために、ひとりになると落ち着かなかったり、または無力感を感じる。 7)親密な関係が終わったときに、自分を世話し支えてくれる別の関係を必死で求める。 8)自分が世話されずに放っておかれるという恐怖に非現実的なまでにとらわれている。 <<回避性 強迫性>> 依存 人格障害メニュー |