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老年期精神医学 - 老年期の一般的特徴 -

老化は心身のすべての領域に存在します。故に、脳の老化に伴う器質的要因により精神機能のスピードが遅くなり疲労現象が起こりやすくなることも避けれません。

ただし器質的変化は、正常範囲の老化では、記憶・注意に多少の低下はあっても、その他の機能はあまり変らないのが一般的といわれています。

器質的以外の要因としては、さまざまな喪失体験があります。身体能力、社会・職業的活動などは程度の差があれ低下していますし、生活様式にも変化が起きています。

さらに子供の成長に伴い家族構造、家族内役割の変化、または配偶者の死亡といった劇的な変化の体験もあります。こうした心理的問題が器質的問題になり病像を複雑にするといわれています。

老年者の性格傾向として、しばしば頑固さが指摘されますが、その背景には器質的・心理的側面の両方が存在すると考えたほうがよいようです。

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