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モラトリアム(人間)- 自我同一性 -

モラトリアムの特徴

経済用語では「支払い猶予」のことですが、臨床的には青年期の心理的状態の特徴を表すために用いています。

人生の中で青年期は自我同一性(エゴ・アイデンティティ)を獲得する時期であり、自分が何者なのか?自分の社会的役割は何なのか?という自問自答して自己を確立していく過程。

社会生活の中で、ある個人が変化、成長しながらも基本的には同一性で連続しています。つまり自分は自分であり真の自分は不変であるという感覚と他者からの評価に支えられ、いろいろな価値の選択や社会の中で自分を位置付けることになる職業的選択を行っていきます。

ただ、すぐには自己決定できずに、社会人として生きていく明確な自分を見つけられない状態が続き、いまだ自分の人生をかけるものが見つからない状態を引きずってしまいます。

*思春期、青年期に限らず各年代層にいます。
*小此木啓吾氏は、これらの状態をいつまでも示している現代人を「モラトリアム人間」と名付けました。


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